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「もう終わった!」と思ったら、まだ始まってなかった…そんな日が私にはありました。
点滴で絶望、麻酔でさらに絶望。手術前のリアルな体験を赤裸々に書いてみます。
麻酔開始、まさかのメインイベント
続いて麻酔へ。これが本番だった。
手術は下半身だけを麻酔して意識はあるまま行うタイプ(脊髄くも膜下麻酔)で腰に針を刺す…想像だけで震える。
この辺でオルゴールのBGMスタート。まさかの「LALALA LOVESONG」。結婚式でも使ったなーとちょっと泣きそうだった。なんせ挙式をして1か月後に手術してるもんだからギャップがすごい。

「少しチクっとします」からの絶望
先に痛み止め(皮膚麻酔)をしてから本麻酔と聞いていて、主治医からは「少しチクっとするくらい」と言われていた。つまりそこを超えれば勝ちなのだ。
赤ちゃんのように腰を丸めて突き出す体制になって腰を押された。麻酔の場所を探している。そもそもこの時点で痛かった。押す行為は皮膚麻酔入れるまで続く。
「先に痛み止めを入れますが少ししみます」
私「しみますだと?聞いてない」と思ったけどそこまででしょ。いろいろブログ読み漁っててもここの痛みについては触れていないし…
大丈夫だよきっと( ;∀;)でも心拍数は爆上がり!

「皮膚麻酔入れます」
「チクッ」(痛!)
「キーン」(ひいいいい!)骨に少し響いてる
「ジワー」(痛いTT)しみる
一気に血の気が引いて、頭の中でパニック。
視界がぐらぐらして遠のく意識の中、やっとの思いで「…気持ち悪い…」と一言。
すぐに点滴を増量してくれて、数分で回復。
「麻酔で血圧が下がる人は一定数いますよ」と説明された。そんなこともあるんだ…

どんだけ入れるの?終わらない皮膚麻酔
薬が入るたびに血管がパンパンに張るような感覚が走り、とにかく激痛。2回までは耐えたけど、もう無理と申告。看護師さんが「かなり痛そうです」と医師に伝えてくれた。
少し体勢を変えて再開。徐々に効いてきて、押す、薬が入るという感覚になり痛みは薄れていった。針が抜かれ「終わった!」と思ったら…
「では麻酔いれます」
私「まだあるんかい!」何度目かの絶望。

麻酔注入、足が冷たく動かなくなる
「暖かいものが入りますよ」
その通りで、腰から下にお湯が広がるような感覚があり痛みはなし。
退院後確認したところ腰には針跡が3つ。何回刺した?こんなもん?
麻酔が終わると仰向けに体勢を変えたが、足はもう自力で動かせない。スタッフさんが微調整してくれる。胸の前に仕切りが立ち、足が分娩台のように開かれていく。高さも自動調整され、都度声掛けあり。膣内を何かでゴンゴン押される感覚はあるけど痛みはゼロ。

「眠りますか?」と聞かれ、もう疲れ果てていたので即答でお願い。点滴に追加、薬が入るときに少し冷たい(しみる)がほどなくしてうとうと…。
静かな室内で、人が動く気配や器具が動く。脈も落ち着き少しうとうと…
左側で看護師が何かを掲げて撮影機材も見える。
「終わったから撮影してるのかな?」(安堵)
「○○さんの円錐切除術始めます」
……え、まだ始まってなかったの!?
終わったと思って安心してたら、まだスタートラインにも立ってなかったなんて。
次回へ続きます!
今回もお読みいただきありがとうございます。

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